ページトップ
WEB予約
044-733-4618
WEB予約

BLOG

院長ブログ

AIの可能性 ADHDの薬物の構造について

写真はうちの家猫 ルーちゃんの別荘ですが暑いのでお尻を出していますね

ところで最近AIのことをよく目にしますし聞きますね 当院に通っている患者さんの中にも業務でそれが主流になるように指示されたとか、ネットのスクールに通えと言われたという人が増えています。今後精神科の世界にも押し寄せてくると思います。こういう症状の場合どうしたらよいのでしょうとか 的確に簡潔に答えを出してくれる機能があるようです。ひとつ試してみました。巷間いわれているアトモキセチンについてですが この薬は実は抗うつ薬として開発しているうちにADHDにたいする効果があるということでそちらの薬剤として販売されるようになりました。では構造式は似ているのかとAIに質問してみました。

類似性について

アトモキセチンも一部の抗うつ薬(特にSNRI)もノルアドレナリンに作用するという共通点がありますが、構造式そのものは大きく異なることが多いです。

ただし、研究によっては、特定の抗うつ薬とアトモキセチンの相互作用を分子レベルで解析する中で、ノルアドレナリン輸送体への結合部位において、構造的な特徴が作用にどのように影響するかを調べているものもあります。最近の研究では、アトモキセチン、デシプラミン、エスシタロプラム、ブプロピオンといった抗うつ薬がノルアドレナリン輸送体にどのように結合するか、その3D構造を解析した結果が報告されており、構造のわずかな違いが選択性に影響を与えることが示唆されています。以下にその答えが出てきました。

結論

アトモキセチンと抗うつ薬は、作用機序の一部(ノルアドレナリンへの作用)が共通する場合がありますが、一般的には構造式は似ていません。 抗うつ薬は多様な構造を持つため、アトモキセチンと構造が大きく異なるものが多いと言えます。

やはり似ていないようです。あたらしい抗うつ薬としてデビューする運命もあったかもしれませんが

ADHDの薬物として華々しい活躍をしており 多数の抗うつ薬よりはるかに販売は好調なのではないでしょうか