ADHDと根本治療
根本的に治したいという方が ときどき外来にいらっしゃいますね。それだけ苦しい 症状が自分の奥底に入り込んでどうにもならないのでしょう。それだけ医師から見ると症状が重いともいえます。 そこまで来ると性格や体質と絡み合っているのでよけいにその症状を取ってしまうことが難しいtも言えます。 医療は実は根本治療というものはほとんどありません。あるとすれば比叡山の根本中堂に籠って修行をする以外にないかもしれません。 たとえば 内科 高血圧 糖尿病 すべて対症療法的薬物療法です。そして癌のオペさえも対症療法です。1回のオペですべてを取ったとしても再発することがあります。 ごくまれにあるのは遺伝子治療かもしれ
ADHDと家族
ADHD と家族 ADHD のお子さん 思春期 後期青年期の会社員 肩などの方たちの情報もいただいております。 それらの家族のなかにはかなり特徴的な構造があるように思われます 1一般的な精神科から観察できる家族の形態がADHDのばあいにも当てはまることがおおい A 離散家族 父母どちらか(父の場合が多い)が経済力がない 定職につかない 酒の問題 DV 女性問題 メンタル疾患(発達系を含む)などで離婚 または別居をしている 母が仕事をしている 祖父母の援助を受けている 患者さんが家族に良いイメージを持てず また家族
ADHDの人は音がある方が集中しやすい?精神科医が考え方を解説
「静かな場所のほうが集中できる」と言われることがあります。一方で、ADHD(注意欠如・多動症)の傾向がある方の中には、無音よりも、一定の音があるほうが作業しやすいと感じる方もいます。近年、この現象については研究の中でも少しずつ調べられるようになってきました。この記事では、現時点で分かっていること、まだ分かっていないこと、そして日常でどう試してみればよいかを整理してご紹介します。ただし、効果には個人差が大きく、すべての方に当てはまるわけではありません。また、標準的な診療や治療の代わりになるものでもありません。 ADHDの方は「音」に影響されやすいのでしょうか ADHDでは、不注意、多動性、衝動性
大人のADHDセルフチェックの結果の見方
洗足心療内科クリニックの院長ブログでは、大人のADHD・発達特性についてのご相談を多くいただいています。 「忘れ物が多い」「集中が続かない」「仕事でミスが増えた」「片付けが苦手」――そんな困りごとが気になっていても、「これはADHDなのか」「病院に行くほどのことなのか」と迷い、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。 このたび当院では、そうした方がご自身の困りごとを整理するための「ADHD・発達特性セルフチェック」をホームページ上に公開しました。この記事では、その位置づけと使い方についてご案内します。 すぐにチェックを試したい方は、大人のADHD・発達特性セルフチェックをご利用
ADHD治療薬は脳の「どのあたり」に効いているのか?
よく「ADHDの薬は前頭葉に効く」と言われますが、これはあくまで「結果としての司令塔機能が改善する」という意味であり、薬が最初に行う「仕事」は脳のより深部で始まっています。 ADHDに関与する薬がどのような神経ネットワークに作用しているのか、少し専門的な回路の視点から解説します。 1. 司令塔(前頭葉)を動かす「深部のエンジン」 脳には「前頭葉」という司令塔がありますが、この司令塔が正しく機能するためには、その下の層にある「大脳基底核(線条体など)」や「辺縁系」からの入力が不可欠です。 2. 薬ごとのアプローチの違い それぞれの薬が「どの回路のチューニング」を重視しているかが異なります。 3.



