夜中に起きてしまう 途中覚醒 1
いろいろな原因はありますが、脳の深いところにある視床下部 脳幹 橋などにあるものが興奮して睡眠が浅くなることが原因です。
🌙 途中覚醒(中途覚醒)の主な原因
途中覚醒には、生活習慣や環境に起因するものと、身体的・精神的な疾患に起因するものがあります。
1. 生活習慣・環境による原因
- カフェイン・アルコールの摂取:
- カフェイン(コーヒー、緑茶など): 覚醒作用があり、特に夕方以降の摂取は睡眠を浅くし、覚醒を招きやすくなります。
- アルコール(寝酒): 一時的に寝つきは良くなることがありますが、睡眠後半の質を低下させ、中途覚醒の大きな原因となります。
- 不規則な睡眠リズム: 毎日寝る時間と起きる時間がバラバラだと、体内時計が乱れ、夜中に目が覚めやすくなります。
- 就寝前の光刺激: スマートフォンやPCの画面から出るブルーライトは、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制し、脳を覚醒させます。
- 寝室環境の不備: 温度や湿度が適切でない(一般的に温度20℃前後、湿度50%前後が理想)、光や騒音が気になるなど。
2. 身体的・精神的な原因
- 加齢: 年齢とともに深い睡眠が減り、睡眠が浅くなるため、中途覚醒が増える傾向があります。
- 夜間頻尿: 前立腺肥大症、過活動膀胱、糖尿病など、夜間にトイレのために目が覚めてしまう状態。
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS): 睡眠中に呼吸が止まったり浅くなったりすることで、脳が覚醒し、中途覚醒や熟睡感の欠如を引き起こします。
- 痛み・かゆみ: 腰痛、関節痛、アトピー性皮膚炎などによる身体の不快感が、睡眠を妨げます。
- ストレス・精神疾患: 不安や悩み、ストレス、またはうつ病などの精神疾患が原因で、自律神経が乱れ、覚醒しやすくなります。




