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院長ブログ

機嫌の悪い人 悪くなる病態

機嫌が悪くて困るという相談が増えています。精神科にとってはどのような状態と考えるのでしょうか

一番深刻なのは 思春期に現れる統合失調症の初期かもしれません、急速に適応力が低下し被害妄想が出現してくることも多いです。教科書的にいえばてんかん性の不機嫌状態も言われますが現実の出会うことは専門医以外にないでしょう。側頭葉内側の障害からくるのではないでしょうか

発達障害だからとかADHDだからという相談も多いです。広汎性発達障害のばあい優し人が多くむしろ傷ついている人が多数ではないでしょうか。ADHDの人の場合には気が早いのでこうしたタイプは混じっているかもしれません。ただし機嫌が悪くなるタイプに専用の投薬はお勧めできないことが多いです。悪化の危険が伴います。別の種類が良いでしょう。

双極性障害ーそううつの場合はどうでしょうか そう状態の時には不機嫌を示す場合もありますが、逆に上機嫌の人も多いです。統合失調症と対極的でしょう。ただし双極2型の場合には焦燥、不機嫌が特徴となることもあります。

パーソナリティー障害には多く見られ 特に境界性人格障害の場合には対人的に近い場面でもめ事を起こすことがあるでしょう。

老齢化による不機嫌、不眠もあります。性格が平たん化することがほとんどですが先鋭化し機嫌が悪くなることもあります。

少し考えただけでいろいろな病因があることがわかります。場合によっては投薬で劇的に改善することもあるので担当の先生に相談してみましょう。