精神科薬は根本治療でしょうか

たまにこういうご質問をいただきますが、医学は服薬においては根本治療でなく対応した治療であることが多いと思います。精神科以外でも高血圧 高脂血症 眼科や皮膚科の薬 痛み止めなどは根本治療ではないでしょう。
目に見えて根本治療であるといえば抗生剤などはそうでしょうか
ただし病気には病期というものがあります。精神科でいえばうつ期とか一過性の精神病状態 妄想状態 せん妄状態 不眠状態などがあり その時に対応した薬を投薬すれば改善してしまうことも多いです。そういう時には根本治療に相当した印象を受けるかもしれませんが根本ということとは違うでしょうね
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