脳は全身と対話している
パーキンソン病と認知症は極めて近いものと言われています。私も母方の祖父がパーキンソン病となり認知機能が落ちていくのを見ていたことがあります。αーシヌクレオイドが腸の壁にある神経細胞から作られ上行し脳幹から脳に分布し認知症の原因となる仮説が有力視されています。
以下の仮説は肝臓と脳の関連を示唆しているものです。
2026年2月に学術誌『Cell』に発表されたカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の研究により、運動が「肝臓」を通じて「脳のバリア(血液脳関門)」を修復する具体的なメカニズムが解明されました 運動をすると肝臓で生成・放出される酵素 GPLD1 が、血液を通じて脳の血管に到達します。 加齢に伴い、脳の血管には TNAP というタンパク質が蓄積し、これが原因で血液脳関門が「スカスカ(リーキー)」になりますが、GPLD1はこのTNAPを削り取る(トリミングする)事でバリアの完全性を回復させると。 加齢による物理的なバリアの崩壊を防ぎ、有害物質から脳を保護する為には、肝臓を介した運動の効果が不可欠であると言えます。
脳はそれだけで存在しません 感覚器からくる経験 全身の器官とくに腸や肝臓との関連を通じて成長し健全性を保ち発展させています。その点がAIの身体性の欠如と決定的に違っているわけです。もちろん今後AIが疑似体験を通じて人類に果てしなく接近してくる または接近した知的生命体になっていることは十分ありうる話とは思います。



