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院長ブログ

院長ブログ一覧

パニック発作への対処行動は?

パニック発作に対する患者の対処行動 パニック発作は、突然の激しい不安や恐怖を感じる状態です。予期せぬ時に起こり、動悸、息苦しさ、めまいなど、身体的な症状を伴うこともあります。患者さんは、発作を乗り切るために様々な対処行動を取ります。 一般的な対処行動 医療の側から パニックにうまく対応している患者さんはやはり慣れですね 30分もたてば収まることがほとんどですので ゆっくり休める 横になれるところをみつけることが大事です。 それとやはり服薬ですね 発作が起きてからは脳や身体の興奮の法が大きく薬の効果が出にくいです、または遅すぎて効果がありません。 普段からSSRI 安定剤など飲んだほうが良い方も

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AIの可能性 ADHDの薬物の構造について

写真はうちの家猫 ルーちゃんの別荘ですが暑いのでお尻を出していますね ところで最近AIのことをよく目にしますし聞きますね 当院に通っている患者さんの中にも業務でそれが主流になるように指示されたとか、ネットのスクールに通えと言われたという人が増えています。今後精神科の世界にも押し寄せてくると思います。こういう症状の場合どうしたらよいのでしょうとか 的確に簡潔に答えを出してくれる機能があるようです。ひとつ試してみました。巷間いわれているアトモキセチンについてですが この薬は実は抗うつ薬として開発しているうちにADHDにたいする効果があるということでそちらの薬剤として販売されるようになりました。では

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HI女優は双極性障害だったのか?

少し前に 東名を車で走らせていて 何か所もぶつかり最終的にブレーキを踏まずに車に追突 その後病院に担ぎ込まれ 看護に対し暴言 暴力をして逮捕 薬物の疑いをかけられたがフリー 最終的に双極性障害であり休養に入った女優さんがいましたが 本当に双極性障害であったのか考えてみました。 そのまえに離婚した旦那さんが2年に1回人が変わったようになって着飾ってでていっておかしかったというマスコミのインタビューで述べられていたので周期性なのか急性 突発性なのか何らかの気分変調があるのではないかなと思いましたので 双極性障害の診断については不思議はありませんでした。 Hさんの普段のエピソードとしてはほとんどうつ

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うつ病の悪化要因 回復を妨げるもの

うつ病自体は一つのものではなくいろいろなうつ状態の集まりです。多くのうつ病はほとんどは3か月である程度改善し6か月で治療を終結することができます。 しかし中には治りにくいうつ病もあります、難治性とも治療抵抗性ともいいます。正確にはべつのものと思いますが。 では、どんなタイプや状況が治りにくいのでしょうか 最近はほとんどの患者さんがうつ病か発達関連でいらっしゃいますので、そこらへんの経験をもとに考えてみましょう。 ① 病因となるストレス状況がひきつづく それにもかかわらずそこから抜け出せない ② 初回ではなく何回も繰り返している。そのなかには双極(そううつ)成分が含まれている ③ 家族的負因があ

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精神科薬を飲むときの心得

精神科薬を服用するときに、意外に出てくるのがプラシーボ効果です。たいがいは患者さんは困って来院されて処方をされますが、服用するときにこれは効くだろう 効いたらよいなとおもって服用します。または医師によっては効果がありますよと暗示をかける先生もいるかもしれません。すると精神科薬は正のプラシーボ効果を発揮するといってよいでしょう。ところがマイナスのプラシーボ効果が出ることもあります。それはいやいや飲む または副作用や依存が怖くて摂取するときもその気分でマイナスの効果が出てくるかもしれません。 もう一つはこの薬は絶対効果があるはずだと思い込むこともよくありません。すると精神科薬は即効性がそうあるはず

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