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院長ブログ

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HI女優は双極性障害だったのか?

少し前に 東名を車で走らせていて 何か所もぶつかり最終的にブレーキを踏まずに車に追突 その後病院に担ぎ込まれ 看護に対し暴言 暴力をして逮捕 薬物の疑いをかけられたがフリー 最終的に双極性障害であり休養に入った女優さんがいましたが 本当に双極性障害であったのか考えてみました。 そのまえに離婚した旦那さんが2年に1回人が変わったようになって着飾ってでていっておかしかったというマスコミのインタビューで述べられていたので周期性なのか急性 突発性なのか何らかの気分変調があるのではないかなと思いましたので 双極性障害の診断については不思議はありませんでした。 Hさんの普段のエピソードとしてはほとんどうつ

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うつ病の悪化要因 回復を妨げるもの

うつ病自体は一つのものではなくいろいろなうつ状態の集まりです。多くのうつ病はほとんどは3か月である程度改善し6か月で治療を終結することができます。 しかし中には治りにくいうつ病もあります、難治性とも治療抵抗性ともいいます。正確にはべつのものと思いますが。 では、どんなタイプや状況が治りにくいのでしょうか 最近はほとんどの患者さんがうつ病か発達関連でいらっしゃいますので、そこらへんの経験をもとに考えてみましょう。 ① 病因となるストレス状況がひきつづく それにもかかわらずそこから抜け出せない ② 初回ではなく何回も繰り返している。そのなかには双極(そううつ)成分が含まれている ③ 家族的負因があ

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精神科薬を飲むときの心得

精神科薬を服用するときに、意外に出てくるのがプラシーボ効果です。たいがいは患者さんは困って来院されて処方をされますが、服用するときにこれは効くだろう 効いたらよいなとおもって服用します。または医師によっては効果がありますよと暗示をかける先生もいるかもしれません。すると精神科薬は正のプラシーボ効果を発揮するといってよいでしょう。ところがマイナスのプラシーボ効果が出ることもあります。それはいやいや飲む または副作用や依存が怖くて摂取するときもその気分でマイナスの効果が出てくるかもしれません。 もう一つはこの薬は絶対効果があるはずだと思い込むこともよくありません。すると精神科薬は即効性がそうあるはず

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精神科薬は根本治療でしょうか

たまにこういうご質問をいただきますが、医学は服薬においては根本治療でなく対応した治療であることが多いと思います。精神科以外でも高血圧 高脂血症 眼科や皮膚科の薬 痛み止めなどは根本治療ではないでしょう。 目に見えて根本治療であるといえば抗生剤などはそうでしょうか ただし病気には病期というものがあります。精神科でいえばうつ期とか一過性の精神病状態 妄想状態 せん妄状態 不眠状態などがあり その時に対応した薬を投薬すれば改善してしまうことも多いです。そういう時には根本治療に相当した印象を受けるかもしれませんが根本ということとは違うでしょうね 。

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時をかける少女 1997

なにげなくYouTubeをみていると 筒井康隆原作の 時をかける少女の NHK版 タイムトラベラーの主人公たちの現在はをやっていた もちろん 彼らは現代にタイムトラベルをしており 老人になったりあの世に転移したりしている。そのことでWikiで調べていると 派生物がいくつもあった。原田知世の初物の映画はあまりにユーミンの楽曲も有名なので知っていた。そこで1997年盤が白黒で趣がありそうなのでamazon prime でみてみたのだ。 そして初めに高校の校庭シーンが出てきたところで腰がぬけるほどびっくりした。 なんと私が青春のころ通っていたある城下町のある高校のグラウンドであった。そうこの角川春樹

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