ADHDとASDの誤解
発達障害を訴えてこられる患者さんは実に多い 初診で主訴を聞くと 実はADHDを訴えていたりすることがある
ASDー広汎性発達障害とADHDはとても似ており 重なり合う症状も多い 過集中 人間関係のトラブル 興味が深い 考え方が特殊である などがあると診断に迷うほどである。
どこで見分けるかというと
広汎性発達障害ーASD-アスペルガーは基本 コミュニケーション障害としてとらえる
ADHDは行動面で現れる という風にわけると考えやすい。
広汎性発達障害の診断にはトリアスが欠かせない コミュニケーションー言語障害 SOCIALー付き合いの障害 IMAGINATION考え方ー感じ方の障害 の三つである。
これらは実は連環しており3つの縄がない合わさったDNA状の表現としてとらえてよい
人は子供のころから感覚と経験をもとに少しづつ単語を獲得して言語を操るようになる 感覚や経験がずれていれば言語の構造もずれ始める。感覚ー言語ー感情もない合わせになって発展していく
その結果 他人とのコミュニケーションをとる場合 イマジネーションや考え方 経験の差があるので 本人のいうことを他人が察知しにくくなり 逆に他人の言うことも字義の裏に隠れた膨大な情報を読み取れなくなる 精神軽度遅滞の人の場合はこれを観察しやすいだろう。
その結果 ソーシャルー付き合いはぎこちなくなり 人間関係がへたになったり あまり外延しようとしなくなる。これは関連した精神の働きである。想像力ー考え方ーイマジネーションの障害もこの基底に存在している。
だからこのトリアスは連環しており 結果として人間関係において一番のストレス状況を出現させるということになる。
ADHDのほうはこうどうめんにあらわれることがほとんど自己の行動の中で完結している症状も多い 結果として人間関係に影響が出ることも多い。
注意の欠落 転導 多動 衝動 過集中と依存傾向 それに伴う気分の変動 不安 などですね
診断は 医師の問診やテストによります。
この二つの障害は治療の傾向が違いますのでそれも医師との相談 Shared Decision Making SDMを作っていきましょう。認知行動療法や薬物療法などがあります。



